東京格安音楽企画・音楽サークル身内大集合

レコード会社各社の動向~音楽サークル・身内大集合~東京の格安音楽企画

レコード会社各社の動向

ソニーミュージックェソタテイソメソトの丸山茂雄社長は、プレイステーションで大成功をおさめたソニー・コンピュータエンタテインメントの社長から、SME社長に就任している。99年春から始まったCS放送の音源配信実験に先立って、マスコミのインタビューに答えている。〈……コンテンツそのものは、権利者の同意を得ながら時間をかけて充実させていくことになるだろう。だが正直言って、CSを使った音楽配信が単独で大きなビジネスになるとは考えていない〉〈とはいえ、これから広がる音楽配信の市場を違法コピーや違法配信が跋扈する無法地帯にはさせられない。生意気かもしれないが、業界最大手の企業として、今こそ著作権保護のあり方を含めてしっかりとしたビジネスモデルを築き上げなければならないと思っている〉(『日経産業新聞』99・3・25)また、ネット配信と従来のパッケージビジネスとの関係については、次のように述べている。〈誤解のないように言っておくが、私はCDなどのパッケージビジネスがなくなるとは考えていない。音楽コンテンツのネット配信は、これまでのパッケージビジネスの上に『オソ』するかたちで広がっていく。音楽市場のすそ野が広がるということだ。また、そういう仕組みを作らなければ、われわれソフト制作者自身が生き残れないだろう〉(前出同)これに対して、タイム・ワーナーグループのワーナーミュージック・ジャパンのCEO(最高経営責任者)の稲垣博司会長は、ネット配信には慎重な姿勢を取っている。〈世界中がそちらの方向に動き出している。技術の進歩が止められない以上、われわれソフト会社はいまできる最高の対応策をとるしかない〉(ネット配信に参入するかどうかについては)それは慎重に見極めたい。少なくとも焦る必要はないと思っている。今ネット配信事業の立ち上げに懸命になっている企業は、親会社が電機メーカーである場合が多い。つまり自社で開発したデジタル技術を、音楽コンテンツを使って一刻も早く実用化、商業化したいという意図が強く働いている。ソフト専業のワーナーグループにはそういったしがらみがない市場性や著作権問題の行方を見極めてからでも、十分に追いつける。それが音楽ビジネスの特性でもある。少なくとも、複雑に絡み合った著作権問題の解決に道筋がつく前に飛びつくのはどうか。ミュージシャンなど権利者との間で問題を起こせば、レコード会社は自分で自分の首を絞めることになる(『日経産業新聞』99・3・26)そして、パッケージビジネスとの関係については、こう語っている。〈個人的には、ネット配信ビジネスが本格化したとしても、既存のパッケージ商品(CDやカセットテープなど)が市場の過半を占める構図は変わらないと思っている。ある意味で、電子メディアが進化しても新聞や雑誌がなくならないのと同じだ。用途や特徴に応じたすみ分けは十分に可能とみている〉(前出同)丸山社長や稲垣会長の音楽配信に対する見方は基本的には似かよっている。一歩を踏み出すか、慎重に見極めるかの違いだけだ。
激動するレコード業界
ミリオンセラーの暗闇
アーティストのリストラも開始
制作は外部起用が主流
拡大する音楽プロダクションの影響力
岐路に立たされたレコード業界
消えるレコード会社、生き残るレコード会社
ベストアルバムの功罪
現実となった音楽業界の倒産劇
本格化する音楽ソフトのネット配信
音楽界のネット通販の将来性
音楽のネット配信は普及するか?
スターデジオー00Sレコード業界
アメリカのネット配信事情
日本企業のCS放送進出
「MP3」、「メモリースティックウォークマン」
大手レコード会社幹部に聞く音楽事情
揺れる音楽著作権の概念
坂本龍一の「メディアーアーティスト協会」
音楽の著作権元管理は妥当か?
レコード会社各社の動向
音楽著作権の「在り方」の変化
多岐にわたって生じる音楽著作権問題
大手音楽出版社社長に聞く
イメージ通りか?音楽業界の仕事
音楽業界のレコーディングについて
音楽プロダクションについて
音楽出版社の実情
コンサートプロモーターについて
大物音楽プロデューサーに聞く音楽事情
生き残りを賭けて模索を続けるレコード会社
音楽業界、SMEの実情
音楽業界、東芝EMIの実情
ワーナーミユージックージヤパンの音楽事情
音楽会社、ユニバーサルミュージックの話
エイペックスの音楽ばなし
ビクターエンタテインメント音楽会社のはなし
ユニバーサルビクターの音楽事情
ポニーキャニオンという音楽会社
日本コロムビアという音楽会社
日本クラウン音楽会社
ティチクという名の音楽会社
フオーライフレコード音楽会社について
巨大産業となった音楽業界
ヒット至上主義からの脱却