東京格安音楽企画・音楽サークル身内大集合

ワーナーミユージックージヤパンの音楽事情~音楽サークル・身内大集合~東京の格安音楽企画

ワーナーミユージックージヤパンの音楽事情

ワーナーミュージックージャパソは世界5大メジャーのひとつだが、日本での上位進出はまだこれからの会社といえよう。そんな同社が邦楽部門の音楽制作強化を目指して、新レーベル「ドリームマシーン」を発足させた。この新レーベルでは、CBSソニー(現SME)時代にビジュアル系ロックバンドの草分け「X」のマネジメント、制作、宣伝に携わった吉田晴彦氏がプ已アユースしている。同氏は「ラルクーアソーシェル」も育てている。新レーベルでは新人の発掘、育成、販促を一貫して受け持ち、若者向けのロックバンドから、女性シンガー、大人向けのリゾート音楽まで、それぞれ専門性をもたせたレーベルを構築する。「ドリームマシーン」の目指す方向は有力新人の育成と、大物アーティストをスカウトしたミリオソセラー作りから、ヒーリング(癒し)系の音楽制作までと幅が広い。そこには、SMEからワーナーミュージックに移った稲垣博司会長の戦略があるようだ。同社は2001年に売上高500億円を目指している。そのためには洋楽が売上高の半分を占めている現状を脱して、邦楽をいかに強化していくのかが課題だ。すでに今井美樹や華原朋美などをスカウトしてテコ入れしているが、年間50億円規模のレーベルに育てるのが当面の目標になっている。新レーベルに賭ける思いを吉田氏はこう語っている。〈(制作する分野は)大別するとロック、女性ボーカル、それに旅をキーワードにした大人の音楽の三分野だ。ロックではラルクーアソーシェルやGLAYのような突出したアーティストを育てたい。外部プ已アユーサーは使わず、自らプ已アユースできるようなロックグループにしたい。女性ボーカルは、音楽ファンの中にひとつの分野として確立している。ジャンルを超えて多様な分野のアーティストを発掘、育成していくつもりだ。メディアを使った大規模プロモーションはここ数年ブームともいえたが、98年で完全に終おった。……一アレビ番組やCMとのタイアップなしで、K・lroro、ゆず、MIs・laらが大ヒットを飛ばしたのがその証だ。次の時代に入ったと感じている〉(『日経産業新聞』99・1・19)日本のワーナーミュージックーイソターナショナルグループには、ワーナーミュージックとイーストウェストージャパソがあり、両社の会長を稲垣博司氏が兼務している。そこで両社は99年春、邦楽部門の販促活動を強化するため、邦楽の宣伝部門を統合してより効率的な活動ができるように組織を組み替えた。人材の機動的な移動などにメリットがあるとしている。そんな中で、同社は99年4月末から7月下旬までの限定付きキャンペーンを実施している。発売から1年以上経過した洋楽CD200枚を選び、その中から期間内に3枚のCDを購入した人に、200枚の中の希望するCD1枚をプレゼントするというのだ。このキャンペーンの結果、これまでレコード店から遠ざかっていた30代以上の世代を、かなりレコード店に足を向けさせることに成功したという。お買得感が受けたということだろうか。稲垣会長は次の時代に向けた施策を次々と打ち出している。7月末に同社がタワーレコード渋谷店に設置した業務用試聴器「ターミナス」もそのひとつだろう。洋楽の名盤200作品をサーバーに収め、洋楽CDについているバーコードを試聴機にかざすだけで、いつでも聴きたい曲が聴けるようにした。これで売れ行き不振にあえぐ旧譜を少しでも活性化させられればということである。ネット配信についても、SMEに続いて進出することになった。ただし、SMEとは違って有力アーティストの新曲については、レコード店など既存の流通網に配属して当面はネット配信の対象から外している。配信事業については99年春に設立した社内横断組織プロジェクト」が事業化を進めることになっている。99年7月1日付で同社代表取締役社長に就任した浜野啓介氏は、マスコミに対してこう語っている。「国内制作部門の強化を第一に掲げ、若い連中が縦横無尽に働ける環境を整えたい」浜野社長はワーナーミュージックのCEO(最高経営責任者)の要請を受けて、SMEから転出している。SME時代には大滝詠一や浜田省吾らを育てている。
激動するレコード業界
ミリオンセラーの暗闇
アーティストのリストラも開始
制作は外部起用が主流
拡大する音楽プロダクションの影響力
岐路に立たされたレコード業界
消えるレコード会社、生き残るレコード会社
ベストアルバムの功罪
現実となった音楽業界の倒産劇
本格化する音楽ソフトのネット配信
音楽界のネット通販の将来性
音楽のネット配信は普及するか?
スターデジオー00Sレコード業界
アメリカのネット配信事情
日本企業のCS放送進出
「MP3」、「メモリースティックウォークマン」
大手レコード会社幹部に聞く音楽事情
揺れる音楽著作権の概念
坂本龍一の「メディアーアーティスト協会」
音楽の著作権元管理は妥当か?
レコード会社各社の動向
音楽著作権の「在り方」の変化
多岐にわたって生じる音楽著作権問題
大手音楽出版社社長に聞く
イメージ通りか?音楽業界の仕事
音楽業界のレコーディングについて
音楽プロダクションについて
音楽出版社の実情
コンサートプロモーターについて
大物音楽プロデューサーに聞く音楽事情
生き残りを賭けて模索を続けるレコード会社
音楽業界、SMEの実情
音楽業界、東芝EMIの実情
ワーナーミユージックージヤパンの音楽事情
音楽会社、ユニバーサルミュージックの話
エイペックスの音楽ばなし
ビクターエンタテインメント音楽会社のはなし
ユニバーサルビクターの音楽事情
ポニーキャニオンという音楽会社
日本コロムビアという音楽会社
日本クラウン音楽会社
ティチクという名の音楽会社
フオーライフレコード音楽会社について
巨大産業となった音楽業界
ヒット至上主義からの脱却