東京格安音楽企画・音楽サークル身内大集合

日本コロムビアという音楽会社~音楽サークル・身内大集合~東京の格安音楽企画

日本コロムビアという音楽会社

日本コロムビアは1910年、日立製作所など日立グループの後押しで設立されている。資本金67億8379万円。レコード関係だけでなく、音響機器、映像機器、業務内情報関連機器など、音楽・映像・マルチメディア関連のソフトー(Iドの製造・販売を両輪としている。日本のレコード業界では老舗中の老舗で、古くは美空ひばり、島倉千代子、都はるみらを輩出している、邦楽、洋楽両面でレコード業界をリードしてきた存在だった。しかし、最近はあまりパッとしない。演歌の″衰退″とともにその影が薄くなってきているのだ。そんな中で、新しい動きも始まろうとしている。99年6月30日、ソフト部門に「技術本部」を新設した。ソフト事業本部の直轄組織とすることで、それまでは分散していたソフト部門の技術開発を匸兀するのが狙いだ。従来の録音・録画制作の技術開発だけでなく、DVDコンテンツ制作やデジタル音楽配信第5章レコード会社の現在、そして明日を探るなどの技術開発を進めるという。事業本部直轄で採算性にとらわれずに自由に開発部門の仕事をやらせようというわけだ。99年6月末の株主総会で、日本コロムビアの新社長に就任した日立の元副社長、篠原忠彦社長は、『日経産業新聞』のインタビューで会社の現状と将来を次のように語っている。(一部抜粋)〈現在、(Iドとソフトが二本柱で売上高も半々。今後この比率を変えるつもりはない。過去はソフトの利益で(Iドの赤字を埋める時代が続いてきた。だが今は違う。(Iドは収支トソトソを確保するが、ソフトが赤字で全体の黒字化を実現していない。固定費を回収する意味でもソフトは立て直さないといけない。総売上高は現状700億円台だが、1000億円は欲しい。……〉〈レコード会社にとって当たり前のことであるヒット作をつくるということができていない。現場が一生懸命なのは確か。だが姿勢が成果に結びついていない。その原因は現場の能力ではなく、別のところにあると感じている。例えば採算性を気にしすぎてしまうなど、目に見えない閉塞感が現場を圧迫している。これからやるべきことは経営側としてその問題を解決していくこと。……〉そして、日本コロムビアの弱点については、こう指摘している。〈(弱点は)老舗意識だ。変に業界で名前が通ってしまっている。チャレンジャーであるべき立場なのに、老舗意識が邪魔をしている。現在、レコードビジネスで躍進している企業は業界の異端児と言ってもいいくらいチャレンジ精神にあふれている。SMEやエイベックスなどの精神を学ぶべきだ〉(『日経産業新聞』99・9・2)日本コロムビアがこれからどんな方向をめざそうとしているのか、日本レコード業界の今後の浮沈も含めて、周囲からは熱い関心が寄せられている。
激動するレコード業界
ミリオンセラーの暗闇
アーティストのリストラも開始
制作は外部起用が主流
拡大する音楽プロダクションの影響力
岐路に立たされたレコード業界
消えるレコード会社、生き残るレコード会社
ベストアルバムの功罪
現実となった音楽業界の倒産劇
本格化する音楽ソフトのネット配信
音楽界のネット通販の将来性
音楽のネット配信は普及するか?
スターデジオー00Sレコード業界
アメリカのネット配信事情
日本企業のCS放送進出
「MP3」、「メモリースティックウォークマン」
大手レコード会社幹部に聞く音楽事情
揺れる音楽著作権の概念
坂本龍一の「メディアーアーティスト協会」
音楽の著作権元管理は妥当か?
レコード会社各社の動向
音楽著作権の「在り方」の変化
多岐にわたって生じる音楽著作権問題
大手音楽出版社社長に聞く
イメージ通りか?音楽業界の仕事
音楽業界のレコーディングについて
音楽プロダクションについて
音楽出版社の実情
コンサートプロモーターについて
大物音楽プロデューサーに聞く音楽事情
生き残りを賭けて模索を続けるレコード会社
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音楽業界、東芝EMIの実情
ワーナーミユージックージヤパンの音楽事情
音楽会社、ユニバーサルミュージックの話
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ヒット至上主義からの脱却