東京格安音楽企画・音楽サークル身内大集合

ヒット至上主義からの脱却~音楽サークル・身内大集合~東京の格安音楽企画

ヒット至上主義からの脱却

レコード業界の新しい動きのひとつに、アーティストの所属事務所が自分たちのレーベルを立ち上げ、共同のレコード会社まで設立するといった潮流が始まっている。フライエイトレコードはそれにあたる。98年5月、6社の頭文字をとって設立された会社で、参加各社が制作・販売するレーベルのプレスやジャケットの印刷など管理業務的な仕事のために生まれたレコード会社だ。JASRAC(日本音楽著作権協会)の手続や印税計算などを引き受けるだけで、フライエイト自体は制作や宣伝にはタッチしない。同社の発起人ともいえるポリスター内に事務所を置き、浜田省吾やスピッツが所属するロードーアソドースカイ、Charaが所属するワイエスコーポレーション、UA所属のアロ(プロダクション、伊藤忠商事の子会社フェイスや、ラルクーアソーシェルのデソジャークルー各社が参加している。これまでの音楽業界は、アーティストが所属事務所やレコード会社の意向に添って曲を作るというのが一般的だった。そのために、1、2年はワッとヒットするが、まるで線香花火のようにいつの間にか忘れ去られていったアーティストは数え切れない。そんな現状を何とかしたい、爆発的ヒットは出なくてもいいが、もっとアーティストの才能を大事にして、息長く音楽活動を続けられるような環境を作り育てていきたい。そんな思いの結晶がフライエイトレコードを設立させたといえようか。アーティストの制作意図が、よりシンプルに明確にユーザーに伝わることを模索した結果生まれたひとつの結論だった。「アーティストたちにとっては彼らの音楽活動をずっと続けられることが、本当は一番大事なんですよ。しかし、現実の音楽業界、レコード業界はヒット曲至上主義で、マネービジネスそのものだ。50万枚売れたアーティストには次は80万、100万売れる曲を要求し、どこまでいって恚際限がない。その中で、これまで多くのアーティストたちが消耗し潰れていった。いや、メジャーなレコード会社に潰されてしまったんです。レコード会社は売れてナソボの世界だし、アーティストが1人や2人潰れても別のアーティストを探してきて売り出せば、それで商売としてはいいのかもしれない。しかし、寄ってたかってもみくちゃにされた挙句、潰される側のアーティストはたまりませんよ。そんな現状を何とかしたい、息の長い音楽活動を地味でもいいから続けさせ、それなりに暮らしていける環境を自分たちで作ろうよ。そんな思いでフライエイトレコードが設立されたみたいだね。参加各社は独自のレーベルを持っているから、アーティストと所属事務所の関係だけで曲を作って売り出せる。大手レコード会社は何百人もの社員を抱えているから、社員を食わせるためにも何十万、何百万のヒット曲が必要なんだね。その点、フライエイトの場合は2万枚のヒットを出せれば十分やっていける。アーティストも売れる曲を作るために聴き手にコビを売るような曲を作る必要もなくなる。本当に自分の感性を大事にした曲作りができるようになるでしょう。その結果、売れ行きが悪くても自己責任だけどね」(業界関係者)
激動するレコード業界
ミリオンセラーの暗闇
アーティストのリストラも開始
制作は外部起用が主流
拡大する音楽プロダクションの影響力
岐路に立たされたレコード業界
消えるレコード会社、生き残るレコード会社
ベストアルバムの功罪
現実となった音楽業界の倒産劇
本格化する音楽ソフトのネット配信
音楽界のネット通販の将来性
音楽のネット配信は普及するか?
スターデジオー00Sレコード業界
アメリカのネット配信事情
日本企業のCS放送進出
「MP3」、「メモリースティックウォークマン」
大手レコード会社幹部に聞く音楽事情
揺れる音楽著作権の概念
坂本龍一の「メディアーアーティスト協会」
音楽の著作権元管理は妥当か?
レコード会社各社の動向
音楽著作権の「在り方」の変化
多岐にわたって生じる音楽著作権問題
大手音楽出版社社長に聞く
イメージ通りか?音楽業界の仕事
音楽業界のレコーディングについて
音楽プロダクションについて
音楽出版社の実情
コンサートプロモーターについて
大物音楽プロデューサーに聞く音楽事情
生き残りを賭けて模索を続けるレコード会社
音楽業界、SMEの実情
音楽業界、東芝EMIの実情
ワーナーミユージックージヤパンの音楽事情
音楽会社、ユニバーサルミュージックの話
エイペックスの音楽ばなし
ビクターエンタテインメント音楽会社のはなし
ユニバーサルビクターの音楽事情
ポニーキャニオンという音楽会社
日本コロムビアという音楽会社
日本クラウン音楽会社
ティチクという名の音楽会社
フオーライフレコード音楽会社について
巨大産業となった音楽業界
ヒット至上主義からの脱却